好きが止まらない
一口水を口に入れて、先生はもどって来た。


「トラウマなんだよ。血って」
「トラウマ??」
「うん。ま、生徒のお前に話す程のことじゃないんだけどな」


先生、そんな悲しそうに笑わないで。
辛そうな先生を見ていることができない。
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