バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生《夕顔の恋の行方》

戸惑い

園でのお遊戯会も無事に終わった。




『夕顔今から反省会を兼ねた、昼食にするから一緒に参加してほしいな。』




別に用事もないし、国分君と明日の話したかったし丁度良かった。




私は国分君の隣に座わると、強い視線を感じた。




その視線の先にいたのは加藤由紀恵先生。




もしかして国分君が好き?



不味かったかなここに座ったのは?




席変わった方がいいのかな、私の落ち着きない様子を見て、『夕顔ちゃんどうした?』




国分君が私の顔を覗き込んだ。




「大丈夫です。」




国分君がクスッて笑い、私の頭をなぜた。




『緊張しなくて大丈夫だからね。』




うわぁ、怖い由紀恵さんが睨んだよ。








< 109 / 181 >

この作品をシェア

pagetop