バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生《夕顔の恋の行方》
未来

今日から

どうせ私は子供ですよ。




『何拗ねてるの夕顔。』




「どうせ私は子供ですよ。将一本当にそう思ってるんでしょ?」




何でそんな顔するの?




『夕顔は何も分かってない。夕顔の事こんなに好きなのに、



俺の気持ち分かってる?』



分かってるけど、何か私自分に自信ないんだよね。




こう言うの慣れてないし、苦手だし、笑わないでよ将一。




『夕顔、何も難しく考えてなくていいんだよ。



今日は熱あるし、ゆっくり眠るといい。』




もう、熱は下がったよ。




風邪じゃないし、色々考え過ぎて知恵熱が出ただけ。



「将一、もう熱下がったよ。」




『え、嘘だろ38度あったぞ。』




私は体温計で熱を測った。



ほらね、平熱だよ。




『嘘だろ、ホント36度に下がってる。』








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