バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生《夕顔の恋の行方》
「将一君が美味しいそうに食べてくれるから、本当に作りがいがあるわ。」




『将一、ママのハンバーグ大好きなんだよね。』




ママが嬉しそうに笑う。




いつも将一とあまり話さない健太郎が、「将一君ママにハンバーグ作ってもらわないの。」




将一の顔色が変わる。




もう、健太郎余分な事言わないでよ。




『健君、僕のママは忙しくて、料理とかしないんだよ。


僕は小さい時から、お手伝いさんが作ったご飯しか食べた事がない。



こうやって家族でご飯食べた事がないんだよ。』




「じゃさ、将一君はここでご飯食べればいいよ、僕お兄ちゃんほしかったから、


将一君がいると嬉しい。」



健太郎ありがとう。




将一が健太郎の頭をなぜてありがとうと言った。








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