バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生《夕顔の恋の行方》
ベットで寝て待っていても将一は中々来ない、




イライラして寝室から出るとベランダで誰かに電話をしていた。




ふ〜ん、沢田夕顔に電話してるんだ。




許さないから、携帯で話してる将一に近づいた。




「誰に電話してるの?夕顔?」




将一が笑って見たければ見ればと携帯を私に渡した。



着信の名前は圭吾男?




「圭吾って誰?」




『高校の友達だよ。』




そうだ、沢田夕顔に電話して、将一に近づくなって忠告してやる。




「将一もう一度携帯貸して、沢田夕顔に電話するから。」




『それは出来ないよ。』




「何で、影でコソコソ電話してるんでしょ。



夕顔に連絡しないでって言ってやるだから。」





将一が笑った。




『夕顔は電話なんかして来ない。』




どういう意味?




私は無理矢理携帯を奪い取り、沢田夕顔の名前を探したがなかった。








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