Anniversary.
その卒業した蒼衣先輩がどうして図書館にいるの?


部活だって委員会だって無いはずだよ?



「夏帆の点数が悪いから、わざわざ教えに来たんだろ? 今日はせっかくの“デート”だったのに」


あっ、デートとかちゃんとやっていたんだ。

蒼衣先輩ってどうも“デート”とかのイメージが無いんだよね。


ハジメに蒼衣先輩を紹介してもらった時は“クール”ってイメージが付いて、あたしにはそのままだったな。



「やろやろっ」


他人に構っている時間は無いんだ。

あたしはあたしの事をやらなきゃ。


ペチンッ ペチンッ!


両頬を他人叩いて、気合いを入れる。


英語、頑張ろう!


まだ、新しさが残る問題集に取り掛かる。


戦いはもう始まっている。


この戦いに勝つには、今から始めないと……。





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