~your Love story~

そして次の日も、奏祐くんはバイクで私を迎えに来た。

毎回のように、周りに野次馬の生徒たちが集まっている。


「待てよ、奏祐 」


ヘルメットを受け取ろうとした時、背後から声がして振り返ると、人波を避けて颯爽と浅香くんが現れた。


「久しぶりだな 」


知り合い?

2人の間に火花が飛び散る。

私の前で足を止めると、首に手を回し、グイッと胸へ引き寄せた。

えっ……浅香くん?!///


「奏祐、勝負しろ 」


「おもしれぇ 」


そうふっと不適な笑みを浮かべると、手、首をポキポキと鳴らした。


「や、やだ止めて 」


喧嘩はしないで。

私からそっと手を離すと、浅香くんは構える格好をした。

今の2人には、私の声なんか届いていない。


助走を付けて勢いよく右手の拳を振り上げると、浅香くんの体は後ろへと吹っ飛んだ。


いやぁっ!


周りからも悲鳴が沸き上がる。




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