ティアラ2
「おはようございまぁす」
「おはよう。よく眠れた?」

翌朝、先に食堂へ着いたあたしたちは、後からきたメンバーに声をかけながら、ご飯を食べている。

昨日、ここに来た時はうっとうしく感じたけれど、たまにはみんなといるのもいいかもしれない。篤紀とは、いつでも一緒にいられるわけだし。

お茶碗を持ちながら、あたしは隣でお茶を飲む彼ににっこり微笑んだ。ひとつになれたことで、少しだけ心に余裕ができたみたい。

と思ってたんだけど……。

「そういえばさ、夜中の12時すぎに……変な声が聞こえなかった?」

「あっ、聞こえました! ぎゃあって……うねるような女の声ですよね?」

「そっちも聞こえたんだ? 怖くねっ?」

太一のひと言がきっかけで、みんなは「幽霊が出たんじゃないか」と騒ぎだす。そのそばで、あたしは……。

「~~~~っ」

赤面しながら、笑いをこらえる篤紀を睨んでいた。




【ティアラ② 完】

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