full moon
授業が終わり教室を出る。


校門の前にユウキがいた。


二人の間には昨日の事を引きずったままの状態の静かな空気が流れていた。


何も言わずにいるユウキの後ろをついていくように歩いた。




「俺の家行かない?」




そう言ったユウキは目を合わせてくれなかった。



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