彼女ノ写真
名前があると言う事は、生命感がある。




別に、この木は望んでいないかもしれない名前でも、それがあるだけで、僕が受ける生命感がまるで違う。




僕やサイオンジ先輩にも、同じ事が言えるのかもしれない。




名前は記号───。




だからこそ、それをそう呼ぶ人には、その人の中で確かな生命が生まれているのだろう。




新たなる命を得ている。




< 118 / 253 >

この作品をシェア

pagetop