彼女ノ写真
「怒んなよ~サクラ。この絵にサインを入れて、あんたにあげるからさ~」



「ごめんね~サクラちゃん。私の絵も貰ってくれる?」




二人の中心にいる事が、幸せに思えた。誰かの体温って温かい。それが本当に信頼できる誰かならば、なおさらだ。




ケイト兄は、言っていた。




幸せは、共有だと。そしてまた、不幸も共有だと。




自分以外の誰かと触れ合う事で生まれるのだと。




心を閉じ、塞ぎ込んでいた、約二週間前までの私にそう教えてくれた。




その言葉の意味と、あっという間に私を変えてくれた人たち。そんないろんな意味を込めて、言葉を発した。



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