やっぱりァンタぢゃなきゃイヤ~!!

~入学式~

「みなさん。入学おめでとう!」
   パチパチパチパチパチ
「今日から皆さんはこの学校で3年間生活していきます。
 この学校の名に恥じないよう、生活してください!!
 規則正しい生活を心がけましょう!!
 学問でも、スポーツでも、1番をとれるような学校にしていきましょう!」
   パチパチパチパチパチ
「以上、これにて、入学式を終了いたします。」

   ザワザワザワザワザワ
「マジ、だりぃ-」
「ネェ-…。」
   ザワザワザワザワザワ
「優歌-っっ、、疲れたねえっ!」
「舞衣~ホントだよおっ!めっちゃ話長-い…。」
「そこにいる、可愛い、ぉ2人さぁん!!」
「「んっ?なんだっ??」」
「お~い!優歌チャンと優歌チャンの隣の子~」
「うわっ!出たあ~!」
「誰え??優歌、知り合い??」
「うん!朝告られた!ぁたしの机に寝てた変人さん!」
「え~良いなぁッ!そ-ゆ-事はもっと早くいいなよっ!!」
「おいおい!俺の話しぃ~??」
「「うわっ!!」」
「優歌~カッコイーじゃぁん☆」
「もう、何なのよお~」
「こんにちわっ!優歌の大大大大親友の中島舞衣ですっ☆」
「舞衣チャンかあ☆可愛いねえ☆いつもいつも、優歌の面倒見てくれてァリガトねえ!」
「いえいえ~☆いくらでも見ますよお~♪」
『…何なのよっ!!舞衣何て、デレデレしちゃってさあ!!」
『ハヤトって人も、馴れ馴れしすぎないっ??初対面なんですけど!!』
「優歌チャンど-したのお??」
「優歌っ!!ぁんた、おかしいよっ?こんなカッコイイ人、もう出会えないよっ??」
「何なのよ!!2人して!!だってら2人が付き合えばいいじゃん!!もう良いよっ!!」
    スタスタスタスタ
「行っちゃったな…。」
「だねぇ。ごめんね…優歌は悪気があってああ祐態度とってるわけじゃないからね?大目 に見てあげてね。」
「おうっ…。んじゃ、俺らも戻ろうぜ!」
「だねっ!」

今日は、史上最悪な入学式で終わりを告げた。
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