love you


「嫌よ。そんなのいいわけない。


なんで身体目当てみたいな事を許さなきゃいけないのよ」


「じゃぁサインしないから。」


「そんなひねくれたこと言ってないでさっさとOKしなさいよ!!


いい大人がそんな所で意地張ってど-すんだよ」


私ゎ声を張り上げて龍司に怒鳴った。



龍司ゎビックリしながらもまた一粒、涙をこぼした。


「私、出て行くから。


離婚届にサインするって言うまで会わないかんね」


そういい、私ゎアミを抱き上げ、

片手にかばんを持って勢い良くドアを閉めた。



龍司ゎ追いかけてくることなく、


私ゎ少しだけホッとした。





龍司ゎ暴力男じゃなくってよかった。


もし龍司が手を挙げる人だったら今頃私ゎぼろぼろだろうな・・・。


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