love you

　
あわてて携帯を開き、画面を見る。

知らない番号だった。

ちょっと出るのをためらったが、

龍司かな？ｯて思うといきなり龍司って気がしてきた。

さっきまでのあの罪悪感みたいなものゎどこかへいってしまい、

私ゎ急いで通話ﾎﾞﾀﾝを押した。

「はいっ！！マナミです」


「・・・俺だけど。龍司。」

思ったとおり龍司だった。


「龍司っ!!電話待ってたんだよっ」

どこからともなく隠れていた本音が飛び出す。


「俺も、ずっとマナミの声聞きたかったんだ」

声が一トーン下がった龍の声ゎどこか恥ずかしそうだった。



「・・・ごめん、嬉しすぎて言葉が出てこない；

私・・・ずっと龍司のｺﾄ考えてて眠れなかったの。」

「俺もだよ。ずっとマナミのｺﾄ考えてた」

「嬉しいっ＾＾*」

「ハハｯ

俺もだよ、やっとマナミの声が聞けて天に昇る気分だよ」

私だって。

私が龍司のｺﾄどれだけ好きか分かる？

きっと・・・

誰にも分からないと思うな。