love you

二人で中国風な料理店に入り、美味しいものを沢山食べて、もう辺りゎ暗くなっていた。

「中華街って何時までやってるのかなぁ」

「何時だろうね。どっか違うトコいく?」

「そうだね。ちょっと寒いな」

「だな-。」


再び二人ゎ車に乗り込み、

しばらく走ると渋滞にはまってしまった。

なかなか車ゎ動いてくれない。

「ったく・・・」


「龍司-・・・疲れちゃった?」

いらいらし始めた龍司に恐る恐る声をかける。

「大丈夫だよ。俺、タンキでごめんな。」

「ううん、いいの。

誰だってデート中に渋滞にはまっちゃったらいい気しないよ」

「マナミゎ優しくていい女だな」

「あははっ

ありがと」

「優しいマナミチャンゎ俺の願い聞いてくれますか?」

「はい。なんでしょう」

「ちょっとコッチきて?」

私ゎなんだか分からず、龍司の言うとおりに、身体を龍司の方にたおした。

すると龍司ゎ私のオデコを優しくなでて、

私の唇にキスをした。

するといきなり私が舐めていたキャンディーを吸い取られた。


顔を離すと龍司がいたずらな笑顔を私に見せた。

「龍司-!!キャンディーがほしいならそういえばいいのに。

さっきのもう舐め終わったのね。」

「違う。

まだあるよ。ただ、マナミの舐めてたキャンディーがほしかったの」

そういうと龍司ゎ私の頭をグイッと引き寄せた。

その瞬間、さっき私が舐めてたのとゎ違う味のキャンディーが私の口の中に入ってきた。

「やだっ龍司が舐めてたやつ・・・」

また龍司ゎいたずらっぽく笑った。

「もうっ!龍司大好き!!」

なんか、龍司にメロン味の愛をもらったみたいでとてもうれしかった。

うれしくてホワーっとしていると車が急に動き出した。

「やっと渋滞から抜け出せた!!」

龍司ゎとても嬉しそうにハンドルを握っている。

幸せだな。男の人といてこんな幸せになれたの初めてかもしれない。



「龍司・・・好きよ」

私ゎそう言うと窓のそとに目をやった。

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