love you
「まなみ!」
後ろから聞きなれた声。
「龍司!!あれ?今日仕事ゎ?」
「早く帰ってきたんだ。
さきの顔が見たくなっちゃって」
「あははっ」
その瞬間、アミが私に力いっぱい抱きついてきた。
「あみ?どうしたの」
「パパ嫌い
大ッ嫌い!
パパゎいっつもさきチャンばっかり。
あみの事忘れちゃってる」
アミゎ大きな瞳を涙でいっぱいにしていた。
「あみ・・・
ごめんな
ごめん」
龍司がアミの頭をなでながら誤った。
でもアミゎその龍司の手を払いのけた。
「やだ!」
あみゎ大きな声を出して泣き出した。
「ど-すればいいんだよ・・・
あみ・・・
さきは特別なんだよ・・・
分かってくれよ」
「龍司・・・
子供に順番をつけちゃいけないよ?
さきゎ特別って・・・
それゎないんじゃないかな」
「ゴメン・・・
悪気ゎないんだ」
「そんなの知ってる」
それからしばらく沈黙がつずいた。