続・ダイエット大作戦!

輝side

朝、起きた時俺は頭を抱えていた。


『終わりだな』


何故俺はそんな事を言ってしまったんだろう…


姫香は何か言いたそうにしていたのに俺は聞こうともしなかった。


「おい兄貴!姫香に何したんだよ?姫香泣いてたぞ!!しかも朝飯食わねえで学校行っちまったし!!」


そう言って翼は、俺の部屋にズカズカと入って来た。


「姫香、朝飯食わねえで学校行ったのか?」


(あの三食は欠かした事の無い姫香が!?)


俺は、翼を部屋に残し部屋から飛び出して調理場に向かった。


「あっ輝さんおはようございます。どうしたんですか?そんなに慌てて?」
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