君、監禁。
「……いや…っいやあ!あたしは女だよ?あなただって女なのになんで…っ」



「そんなの、関係ないよ…」


ギュ…。


そのまま抱きしめれば、彼女は一瞬抗ってすぐ大人しくなった。


「好きなんだよ…。



殺してしまいたいくらい…」



「ヒッ…」


抱きしめていた腕を離し、顔を覗きこむ。



彼女の瞳に映る僕はー



やっぱり楽しそうに笑っていた。



「そうだ。


君が二度と僕から離れないように…


首輪を付けなくちゃね」
< 36 / 56 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop