LASTLOVE
「夢…」

「…んっ…!!」

春があたしに馬乗りし、春の手があたしの体を触っている…。
嫌悪感で気持ち悪くなりそうだった。

胸から、だんだん手が下にのびてくる。

あたしは恐怖で泣いていた。
ゆっくり春が唇を離した。
「俺、やっぱりまだ夢のことが好きなんだ…。ずっと想ってた…。この島でもう一度やり直したい…。」

あたしは逃げようとしたが、春が上から覆い被さって来たので、再び仰向けにされた。

「夢だって俺のコト好きだろ?政樹はまだきっと美月さんのコト好きだと思うよ?そういう風に集められた6人だからな…」
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