生きて。笑いたい。



「お母さんは、あたしに言ったよね?『友姫が居なくなったら困る』って」


「言ったわよ!あたしには友姫が必要なんだから…」



「あたしの事。本当に必要としてるの?本当に、あたしを想って言った言葉?」


「………そうよ!」




あたしが居なくなるって。



お母さんは本当に自覚しているのだろうか










「………あたしがいつ居なくなるのか。知ってる…?」



「知ってるわよ!!………………あと、2ヶ月でしょ…」



「…知ってるのに。何で?」



「え?」



「居なくなるって分かってて!何であんなこと言ったの!?」



お母さんの言葉は、つまりこういう事でしょ?





『居なくならないで』








「…っ無理に………決まってるじゃんよ………」



「………………」



「居なくなったら困る…?じゃぁあたしに生きろって言うの…!?」



「そうよ…!あたしは友姫にもっと生きてほし………………。」



「………っふざけんな!!!」




「……………!…」




「生きてほしいって言われても、………あたし、生きてられないんだよ…?………ずっと一緒に居るだなんて。無理なんだよ…?」








生きる




それは当たり前だけど










死ぬ


ってのも、当たり前だよね?









「………あたしは。生きたい…!あたしだけのために………」



「………………」



「お母さんが困るとか、そんなの関係ない。あたしは…ただ生きたい………………!」







当たり前なら。




…大丈夫。




何も。怖くなんて無い




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