あたしの視線の先。




あたしもそろそろ彼氏欲しいかも。



でもこの容姿にスタイルじゃ、

夢のまた夢なんだろうなぁ。





「今日は終わりだ!

続きはまた明日!」




気づけば補習は終わりの時間で、



「早緒梨!早く!」



とあたしの机の前には奈津美が立っていた。





「…うん」




中々気が進まないあたしを、

奈津美は無理矢理体育館へ連れていく。









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