Ghost Lovers
鬱蒼とした森に囲まれた屋敷だからか
ここでは日が沈むのが早い。
私ももう昼夜逆転生活にも慣れてしまい、
目が覚めると辺りは真っ暗だ。
「朝ごはんの時間だ…。」
「そろそろ起きてくるな。」
「準備してくるよ。」
朝ごはんの時間=深夜。
同居人の残り二人が起きてくるので、
私は朝ごはんの準備に取り掛かる。
…と言っても食べるのは一人だけだけれど。
「…俺もコーヒー。」
「はいはい…。」
本当にここ、妖怪の館?
そして凜や他の二人も本当に妖怪?
そんな風に、最近時々
私の神経は麻痺してます。