愚者
「その通りや。その上で企業ってのは、有能な人材が一人居とるだけで大幅に変わって来るんや。そう云う意味を踏まえた場合、逆説的に捉えたら、無能な二代目社長が会社を潰すのが良い例やな」
「敏腕な創業者。無能な二代目ってヤツだね」
「そうや。そう云う意味では、同族支配の会社って云うのは比較的衰退し易いんや。創業者の息子とかが相手やと、どれだけ叩き上げの人間でも苦言し難いと云うのが有るんやろうけど、無能な馬鹿息子が会社の重役に成ったりしたら眼も当てられん」
「妥当に考えれば業務縮小か倒産だろうね」
「その通りや。只、そう成った場合は一般の社員が路頭に迷う事に成るからもっと悲惨やで」
「なるほどね」
「今回はそう云った経緯を踏まえて、使える人材を引き抜けと云う依頼を受けたんやけど、正直な所は気が進まんと云うのが本音なんや」
「ギャラを貰うんだろう?気にする必要は無いじゃないか」
「まあな。そう云う割り切り方をしたら良いんやろうけど、企業レヴェルでのイジメに荷担するのは気が重いんや」
「その、帝国データーバンクと云う所に依頼したら良いじゃないか」
「そんな事が出来るならそうしとるわ。適当に仕事分散して動かずして利幅を稼ぐのが一番楽やからな」
「そうしたら良いじゃないか。そうすれば手っ取り早く金を稼げる。ある意味では理想的なシステムだよ」
「敏腕な創業者。無能な二代目ってヤツだね」
「そうや。そう云う意味では、同族支配の会社って云うのは比較的衰退し易いんや。創業者の息子とかが相手やと、どれだけ叩き上げの人間でも苦言し難いと云うのが有るんやろうけど、無能な馬鹿息子が会社の重役に成ったりしたら眼も当てられん」
「妥当に考えれば業務縮小か倒産だろうね」
「その通りや。只、そう成った場合は一般の社員が路頭に迷う事に成るからもっと悲惨やで」
「なるほどね」
「今回はそう云った経緯を踏まえて、使える人材を引き抜けと云う依頼を受けたんやけど、正直な所は気が進まんと云うのが本音なんや」
「ギャラを貰うんだろう?気にする必要は無いじゃないか」
「まあな。そう云う割り切り方をしたら良いんやろうけど、企業レヴェルでのイジメに荷担するのは気が重いんや」
「その、帝国データーバンクと云う所に依頼したら良いじゃないか」
「そんな事が出来るならそうしとるわ。適当に仕事分散して動かずして利幅を稼ぐのが一番楽やからな」
「そうしたら良いじゃないか。そうすれば手っ取り早く金を稼げる。ある意味では理想的なシステムだよ」