大きな愛
「美月...」

「どうしたの??」

「今日からここに泊まるよ...」

「え??いいよ...そんなの...仕事でしょ??」




「俺のわがままくらい聞いてよ~...」

「いいの??」

「いいの!!一緒にいたいし...」


「ありがとう...」




あたしはまた、幸せを感じた。
最近食べれなかったのに...賢治がいるだけでなんだか少しでも食べれるようになった。手足の麻痺も少しおさまった。
麻痺してるからって、賢治は食べさせてくれた。




「おいしい?」

「うん!」


あたしは声もちゃんと出るようになった。




そんな日が続いた。
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