愛してるのに愛せない
――――――――…
「ごめんっ!遅れたっ!」
あたしは待ち合わせ場所のコンビニで海斗を見つけると駆け寄って謝った。
「おっ、来た」
「ホントごめん……って大輝は?」
あたしは周りを見渡すが大輝の姿はなかった…
「大輝なら寝坊だろうな」
そう言って、海斗がニヤニヤ笑う。
海斗の顔を見ていると自然とあたしも笑顔になる。
そんなあたしに気付いたのか、海斗はあたしを見た。
「何気に女らしい服着てんなぁ…」
「わ…悪い?」
服をじろじろ見られてあたしは恥ずかしくなった。
きっと顔…赤い…
「いや、普通に可愛いと思うよ」
海斗は顔を赤くして言った。
なんだろ……照れる。