愛してるのに愛せない


夕飯を食べ終わり、皿を片付けると、俺たちはグダグダとしていた。



テレビを見ながらお茶をすすり、のんびりとしている。





突然、彩が俺に質問する。


「あっ、そうだ。さっき言ってた海斗と大輝の話なんだけど…」


先程、彩が不思議がっていた質問だ。




「あぁ…それはな…」



俺は彩に、大輝との出会いを語り始める。




それは一年前の出来事だ…
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