ツンデレ彼氏をGETしろ!

「真鍋には男子の副取締役をしてもらおうと思って呼んだんだよ。
転入生なら、やっぱ行事に参加した方が馴染むかと思ってな☆」

『…さすが菅ちん!そういう事、考えてるよねぇ。』

菅ちんのこういうところが昔から大好きだ。

「…副取締役って、俺がですか?」

「そ!引き受けてくれねぇかな??」

いひ、と首を傾げながら歯を見せる菅ちん。
…可愛いなこの野郎!!


「…わかりました。」

はぁ、と溜息でもつきそうな返事をした渡辺くん

『宜しくね、渡辺くん!!良い文化祭にしよう!!』

ガバッと身を乗り出して言った。
ドキドキしながら言った。
多分必死な顔をしてたと思う。



そしたら真鍋くんは
「…よろしく。」
って少し、ほんの少〜〜〜っしだけど微笑んだ気がした

 
 
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