アイツとアタシの関係



「そういえば、森永さん。どうして階段から落ちたの??足でも滑らせた??」


『いえ....あの、誰かに後ろから押されて...』


「「えっ!?」」


先生と廉が同時に声を上げた。


「まぁ...誰がそんなことを。森永さん、気を付けてね??」


『はい』


チラッと廉を見ると難しい顔をしている。


何か考え込んでいるようだ。


「先生、俺、こいつん家まで送ってきます。」


『え!?いいよ!!あたしは大丈夫だから。』


「んな状態でおいて帰れるわけねぇだろ」


「そうね。じゃあ、神崎くん、頼んだわよ。先生はこれから会議があるから。じゃぁ。」


そう言って先生はどこかに行ってしまった。




.
< 109 / 135 >

この作品をシェア

pagetop