アイツとアタシの関係
「そういえば、森永さん。どうして階段から落ちたの??足でも滑らせた??」
『いえ....あの、誰かに後ろから押されて...』
「「えっ!?」」
先生と廉が同時に声を上げた。
「まぁ...誰がそんなことを。森永さん、気を付けてね??」
『はい』
チラッと廉を見ると難しい顔をしている。
何か考え込んでいるようだ。
「先生、俺、こいつん家まで送ってきます。」
『え!?いいよ!!あたしは大丈夫だから。』
「んな状態でおいて帰れるわけねぇだろ」
「そうね。じゃあ、神崎くん、頼んだわよ。先生はこれから会議があるから。じゃぁ。」
そう言って先生はどこかに行ってしまった。
.