アイツとアタシの関係



「オラー、HR始めるぞ。」


山田先生が入って来た。


しぶしぶ席に着くあたしたち。



「今日は学級委員決めるぞー。まぁ、1人はもう決まってるが...」


ブーイングの嵐。


まぁ、当たり前だよね。


「うるせぇ!!えぇ、1人は神崎だ。めんどくせぇけど頼むな」


えっ!!

廉が!?

う〜わっ、かわいそ〜。


『.....わかりま〜した』


あぁ、たぶん態度が悪いから先生からの仕返しだね(笑)


山田先生性格悪そうだし←


「で、もう一人は女子なんだが、神崎、テキトーに指名していいぞ」


その瞬間。


「あたしが!!」
「いえ、あたしがやります!!」
「あたしの方がふさわしいよ!!」


始まりました、女子のバトル。


廉もきっとあの中から選ぶでしょ。


立候補同然だし☆


教室を見渡す廉。


きっとびっくりしてるんだ(笑)


あっ!!


廉と一瞬目があった。


しかも、口角を少し上げてフッて笑ったような.....怖い!!!!



「じゃ〜.....」




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