アイツとアタシの関係



俺は真穂を抱き締めた。


「えっ!?ちょっ廉!?は、離してよっ!!」


『何笑顔作ってんだよ。何嘘ついてんだよ。怖かったんだろ??.....んな、強がんなよ。』


さっきより強く抱きしめる。


「うっ.....ふぇっ....」


突然泣き出した真穂。



「知らない人に、触られて」


『うん』


「しばられて、キスまでされて」


『うん』


「すごく怖くて...声もでなくて.....」


『うん』


「もうダメかと思った」



その時、勝手に体が動いてた。


もう、止めれなかった。





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