悪魔? or 天使?(下)
「…美玲ちゃん…?」
「優斗君…だったんだ…」
あたしはその顔を確認して、安心していることに気付いた。
「美玲ちゃん…大丈夫だよ。僕が守るからね」
そう言って頭をなでられる。
その声を聞くたびに、心が落ち着いていくのを感じる。
それと一緒に冷たい何かも零れ落ちる。
その何かはあたしの頬を濡らし、ついでに優斗君の肩も濡らした。
「…ゆ…とく…んっ」
暖かい物があたしの口を塞ぐ。