悪魔? or 天使?(下)
こんなにつらいなら、いっそこのまま楽になりたい。
「…ぁっ…」
あたしの声が漏れだす。
優斗君の繊細な指があたしの弱い場所をなぞり、溶けるような不思議な感覚に襲われる。
ジェットコースターが落下する瞬間みたいな、そんな感じ。
「怖くないから。安心して」
優斗君の声が、指が、顔が。
あたしの全てを狂わせる。
どうでもいいと思っていたのに…
あたしは泣いた。
初めて、『泣いた』。