to Home!!
「…」


「…俺を、誘わなくても良かったんじゃない?」



何で怒ってるの?

祐也さんは何で来てくれたの?


「何でそんなこと言うの…?私は、う…嬉しくて…今だって走って追いかけてきたのに…」



今日に限って言葉がつまることなく、すらすらと言えた。



「………」


私の言葉を聞いた祐也さんはうつ向いた。


その時、微かに祐也さんの耳が赤くなっている気がした。



なんで…?



初めて私の事で赤くなった祐也さん。


だから、それにつられて私も真っ赤。




「ゆ、祐也さん…」


思いきって「一緒に回ってください」って言おう…


そう思った時だった。



「おー!北坂!!お前なんでこんなとこにいるんだよ!!」


聞こえてきたのは、近藤さんの声だった。



「…おい、……はぁ」

「ちょっと…あんたねぇ……」



その後ろから金沢さんと直子さんがやって来た。



さすがに驚いたのか、祐也さんも口を開く。



「…お前ら……なんで…!?」


「お前がどんな感じで未裕ちゃんに接するのか、気になってさ…わりぃ」


そう言って頭を下げる金沢さん。


その横の直子さんは



「祐也でも女の子にあんな態度とるのねぇ…初めて見たかも」



…へ?

初めて…?




それを聞いた瞬間、心臓が吹っ飛ぶかと思った。
< 149 / 214 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop