恋は戦争

微妙な沈黙を破り、
雄介は「じゃあな」と
言って行ってしまった。

その時、目が合った
雄介の真剣な顔が
忘れられない。

俺は顔を赤くしたまま
俯いている優花を見て、
不安だけがつのっていった。



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