大切な大切な幼なじみ


「7月かぁ・・・」


俺達が騒いでる横で桜は1人、物思いにふけっている。

そして何故か、すごく切ない表情をしてる。


「桜?・・・どうした?」

「へ?あ・・・もうすぐ3カ月なんだなぁって思って」

「転校してきて?」


何故か桜の表情が曇った。


「それもあるけど・・・・・・・・えへへ!なんでもない!」


いきなり笑い出した桜。

でも俺は、桜の笑顔の裏には何かがあると知ってしまった。


<翼side終わり>

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