大切な大切な幼なじみ
「あ、あの・・・よろしくお願いします!」
「そんなに緊張せんでもええよ!有子?どしたん?」
私は先輩の言葉に疑問を感じ、顔を上げる。
『あっ!この間の!』
びっくりしたよ・・・
その先輩は
私にグランドシューズを貸してくれた先輩やった。
「なに?2人は知り合いなん?」
もう1人の先輩は、びっくりしとる。
そりゃあそうか。
・・・とにかく私は以前お世話になった先輩に
打楽器を教えてもらうことにした。