大切な大切な幼なじみ



そう、あの日は本当に大雨やった。



「先生さようならー!」



私は、大雨の中


走って帰路についていた。


あと少しで家に着く・・・。


そう思った瞬間、私の体は宙に浮いて


気が付いたらどぶに落ちとった・・・。


当然私は、何が起こったんか分からん。


でも、すぐにわかった。


あいつが・・・


私をいじめよる張本人が私を突き落としたんや。


そいつは、私の姿を見て楽しそうに笑いよった。



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