~俺様彼氏~


「あと、


この前は思いっきりひっぱたいてゴメン!


じゃあ、私学校行くね」








亮の返答も聞かず





私は亮の家を出た。












ただ、亮の顔を見るのが

怖かった。

辛かった。





だけど、私には好きな人がいる。


ごめん・・・亮。







私は流れる涙を拭いて



学校へと走り出した―――。


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