シムーン
訳がわからないと言う顔をした私に、課長は大きくため息をついた。

「来週の新入社員歓迎会の幹事の話」

主任が言った。

ああ、それ…って、えっ!?

「ちょっと待ってください!

幹事って…」

驚いている私に、
「中原に決まったんだよ、お前が1番年上だから」

課長が言った。

1番年上だからって、私の他にもいると思うんですけど…。

「来週の月曜日に打ち合わせがあるから、それに参加してくれって言う話をしてたんだ」

課長が言った。

「そうですか」

断れないこの状況に、私は白旗をあげるしかなかった。
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