ビー玉の瞳



ボクの読んでいた本は赤オニが町に出て暴れるけど、町の人たちの知恵を集めて協力して赤オニを町から追い出す、という話だった。


ボクはこの本が好きでもうこれで読むのは3回目になる。



「...そうなんだ」


消え入りそうな声でボクは言った。それがボクの精一杯だった。



< 4 / 48 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop