ビー玉の瞳
あの時俺は目を飲み込んだんだぜ。
おかしいよな。まあ若気のいたり…とはちょっと違うか。
それで一件落着っと思ったら、俺、自分の体の中が見えちゃうわけ。
それで、どうやったって目が俺から離れてくれないってことが分かったんだよ。
で、だいぶ落ち込んだけど、見方を変えることにしたのさ。
こいつは世の中の役に立つんじゃないかって。
汚い話、次に目を見つけたのはトイレの中だよ。
おい、引くなよ。