恋愛小説家のススメ!
私はどーも女の子扱いされるのは苦手…と言うか、体質的に合わないらしい。

…でも女の子じゃない扱いをされるのも、何だかイヤだ。

……複雑だな、女心は。

「まっ、そういうワケだから。じゃあね、柊」

桂木が私の肩を押すので、歩き出す。

「ひっ柊! また明日」

顔だけ柊に向けると、拗ねた表情で手を振られた。

そのまま校舎を出て、街に向けて歩き出す。

「…いい加減に放してっ!」

肩に回されていた桂木の手を、振り払った。

「どーして柊にああいうことを言うの! おかげで私まで評判落ちたじゃない!」
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