君に捧げる想い 〜birthbywhiteday〜
いや、オレがさせなかったんだ。

愛里香がいつも着ていたような服を勧めていた。

「今日の服、似合うよ」

「そう」

「来てくれてありがとう」

オレの前に立つあげはの腰に手を伸ばし引き寄せた。

あげはは抵抗なくオレにされるがままでいてくれた。

オレはそのまま涙を流し続けた。
泣き過ぎたせいか頭がクラクラした。

「熱があるんじゃない?」

「いや…」

「こんな寒い所にいるから」

「あげは聞いて欲しいことがあるんだ」

オレはあげはの身体を抱く腕の力を込めた。
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