君に捧げる想い 〜birthbywhiteday〜
「オレはずっと愛里香が好きだった」

「知ってる」

「最初は愛里香のことを忘れようとお前と付き合ってた」

「そう」

「愛里香を知ってるお前なら気安く付き合えるって思ってたんだ」

「…」

「あげはの傍にいるのが楽だった。愛里香から連絡が来てもあげはなら良いって思い込んでた。あげはなら愛里香になってくれるんじゃないかって…」

だから愛里香に似合う服装や香水を勧めた。

「…」

あげはは黙ってオレの話を聞いていた。

「ごめんね、愛里香ちゃんになってあげられなくて」
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