小悪魔なあいつは年下ボーイ
気付く思い

瑞希side

毎日、送ってもらってて…なんかすごく近い男って感じ…未来くん…私のこと面倒とか思ってないかな…


「……き…。…ずき。瑞希ってば!」



「へ!?」



「どうした?考え事?」



−やだ、私、今、茂ちゃんのところにいるのに、他の人のこと考えてた…バカバカ!瑞希のバカ!
「ご、ごめん。なんだった?」



「いや、大丈夫だけど、なんかぼーっとしてたから。大丈夫か?」


「うん!元気だよぉ!ありがとー」
−今は茂ちゃんといるんだから、楽しまなきゃ!



「おー!で、どこ教えてほしいんだっけ?」



「えっとねぇ………ここがね………」
−私、どうしちゃったんだろ…。茂ちゃんといるのに…



未来くんのこと考えてるなんて…
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