EXIt
 歯無は気分が悪いのを我慢して、階段を上った。江利牧も後に続いた。

 螺旋階段が長く続くと、思われたが、すぐに終わった。

 江利牧は立ち止まり、真上を見上げている。

 歯無は螺旋階段が短かったのでほっとして、ため息をついた。

「この上が出口だ。脱出したから間違いない」

 歯無は経験済みなので、躊躇もない。

「こんな簡単何ですか?」

「そうだよ。でも、レベル1のときは長い螺旋階段を上り、そして、ここに着いたときは愕然としたよ。でも、レベル3だと螺旋階段が少ないからいいな。このはしごの先が外だよ」

 江利牧が先頭に、はしごを上った。

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