a little memory━恋人編━
「嘘☆美味いよ♪」


そんな無邪気な笑顔見せないでよ…。


いっそのこと英咲士君と駆け落ちしようかな…?



でも私は全てを捨てる勇気は無い…。


自分の無力さを改めて知った。


まさか初彼にこんなこんなのめり込むなんて…。


予想出来なかった…。



そんな事考えながら歩いてたら…




車に退かれた。



冷たくなる手足と共に私は意識を手離した…。



今は凄く眠い…。



最後に浮かんだのは英咲士君の笑顔…。




英咲士君…もし私に何か有ったら伝えたいよ…。


貴方が1番好きって事を…



そして貴方に冷たく接して手離そうとして傷付けた事を謝りたい。






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