生きてきた証。
1話
中学を卒業してすぐに水商売をした。
16歳と言う歳の割りに顔は、老け気味だった為か怪しまれずに、働く事が出来ていた。
そこで出会った、ゆう君。
25歳の彼は、今のあたしぐらいの時、地元でも有名な暴走族の総長をしていた。
名前は知っていたが、会った事は無かったから、初めて店に来た時は気づかなかった。
……ママの元彼氏だと、言う事も。