色葉
しばらく何を言わんとしているかわからなかったが、納得した


白って透けるもんなぁ


男は透けるとか全く気にしないから思いもよらなかった


「でも、思ったんだが、減るもんじゃないし


別に気にしな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・慎みって大切だよな。


不参加の方が男子も気を遣わなくていいから楽だなぁ~」


慎みってより命が大切なオレはもう下手なこと言いません

 
だからその殺気を収めて欲しい


清と顔の色おそろいだなんてゾッとする


話を変えた方が賢いと本能的に悟ったオレは隣で笑いを堪えきれていない秀に振る


「秀は武器って何を選ぶ気なんだ?」


いきなり振ったのに秀は予想してたように戸惑った様子もない


「人気がないのでいいよ。希望はなし。陣くんは?」


「オレはやっぱり剣のがいい。慣れてるから」


「あんた剣道でもしてたの?」


「いや、オレは鉄パ・・・・・・・・・・・・・」


ヤバ!!口が滑った


「鉄何?」


よかった聞き取れなかったのか。


えぇっと鉄で長いものって何があった?


「ええっと、小学校の時野球をしてたから鉄バット。あはははは」


く、苦しい言い訳。沙織も秀も全く信じてない目をしているが、


神の救い


チャイムが鳴った


「オレ罰で担任を起さなきゃだからじゃな」


逃げるようにこの場から教壇へと向かった


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