秘密な私の愛しき人
親父が帰ってきて穂樺抜きで俺達は話をした。




『何故こうなったかわかるか?』



第一声に親父に聞かれた。



でも俺には心当たりが1つもなかった。



いろいろ話したが結局、


『今の穂樺ちゃんは壊れかけだ。その原因はお前にもある。それがわかるまで穂樺ちゃんはここで預かる』



そう宣言されて俺は1人で家に帰った。






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「なんだよ?それ…」


昨日のことを一通り話し終わると樹がポツリと言った。



「俺には何が何だかわかんねーんだよ」



穂樺が無意味にこんなことをするわけがない。



周りを巻き込んだといううことは何か大きなことがあったはず…



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